teardropchair


TEAR DROP CHAIR

for NHK

TEAR DROP CHAIR / 涙の椅子

2014.11 / NHK EDUCATIONAL + TOKYO MIDTOWN

 

東京ミッドタウン「DESIGNTOUCH 2014」出展作品。プロデュースをNHKエデュケーショナルが務め、ガリレオ工房が監修する「スワリの森」内で、招待作家として作品を制作しました。依頼されたテーマは「デザイン×科学×椅子」でした。『 TEAR DPOP CHAIR  / 涙の椅子 』は、人が一生で流すと言われる、64リットルの涙(水)でつくられた水滴の椅子です。見えなかったものを可視化することによって、私たちの人生は、たくさんの喜びや悲しみからできていることを知ることができます。「水に座る」という体験も、できそうで、できない体験です。使用した素材は、厚み 0.3mm のビニールと水のみ。直接「水」に触れているかのような不思議な体験ができるのが、この作品の特徴です。大人だけでなく、子どもも楽しめる作品にすることを大切にしました。この作品においてプロダクトデザイナーらしい回答ができているとすれば、芝生を痛めない椅子をつくろうという気持ちがはじめからありました。幼い頃、ブランコをつくったときに、新聞紙でくるんでから紐を掛けることで、木の枝の表皮を痛めないことを知りました。それからは、自然を傷つけないデザインを心がけています。都会の中にあり、多くの人が自由に、おおらかに時を過ごせるミッドタウンの芝生広場のための、ゆったりとした椅子です。『 TEAR DROP CHAIR / 涙の椅子 』の他にも、こども、大人、ホッキョクグマの体内の水分量でできている椅子を制作しました。

Product Design

CD, D : Keita Suzuki 

 ©PRODUCT DESIGN CENTER